独断分析 vol.47

動画その64
https://twitter.com/bejikusan/status/1294095832224919553


分類:殺陣

アクションというタグも付いているため、アクション殺陣の部類なのだろうか、質の低いヒーローショーのような立ち回りだ。
無駄な動きが多く、また意味を見出せない刀の振りも多い。
ただ刀を大振りすれば、ダイナミックという表現になるのか。寂しさこの上ない。
無駄と思ってしまう振りを順に見て行く。

2手目。お互いに刀を伸ばし打ち合っているが、お互い振り切れたところで、相手が切れない距離に居るのは明白。このような打ち合いや振り合いが以後つづく。

3手目。上記と同様。

6手目。逆袈裟を避ける。逆袈裟が嘘を切り過ぎだ。避けずとも。

9・10・11手目。2手目を同様。



動画その65
https://twitter.com/tomoeaction/status/1294058182789066752


分類:殺陣

この動画は良い。ここまで出来るなら、もっと細かい所まで詰めて稽古が出来そうだ。惜しい部分を見て行く。

3手目、回転避け。絡みの振りを待ってから回転できるとなお良い。これだと絡みが刀を振る意味をなくす。

4手目、跳ね上げ。絡みの刀が高い。刀を振るのも遅いし、止めの位置も高いため、芯が刀を伸ばさないとならない状態だ。もう少し早く、もっと下に刀の止めが欲しいところだ。

5手目。擦り流しか、斬り上げか、不明瞭。擦り流しにしては刀が低すぎ、斬り上げにしては斬ったようにも見えない。

6手目。二人を胴切り? 一人目が斬られたのか不明瞭。絡みの表現ありきで変わる。

全体的にリズム・テンポが単調。この手であれば、リズムを変えて出来ると考える。

ともあれ、総合的には、充分見ていられる。

殺陣についてアレコレ吐き出す