独断分析 vol.43
動画その58
https://twitter.com/_yuuchan_1103/status/1237905950729629697
分類:伸び代
まだまだ、もっともっと稽古しないと見るに堪えない立ち回りだ。
5月のイベントは殺陣でない事を祈る。
絡みの1~3手目は、振り回しているだけ。まるで下手なクロールだ。しかも足音が半端ない。パタパタパタと滑稽だ。
1~2手目の距離では、芯に当たるはずがない。リアリティーの欠片もない。
6手目の払いは、斬ったのだろうか。芯の動きからするに、間合いを取っただけに見えるが、この距離、この捌きであれば斬れるとも考えられる。
この他にも動画があったが、この動画と同様に素人同然の動きだ。背景からするに道場で習っているのだろうか。自身の動きを動画で確認して修正していって欲しい。
動画その59
https://twitter.com/ss_act/status/1246378707138179072
分類:殺陣
初心者としては良い稽古動画だと、他の「ドヤ感満載動画」より、良く見えてしまう。
さてさて。
2手目、絡みの真向はもう少し居所を攻めて欲しいところだ。
4手目、柄での当身の後、絡みは斬られるかもしれない危機感を出すべきだ。これでは次の手がないから安心しきって腰が痛い芝居だけをしている。
5手目、牽制の際には、芯は当身をした絡みの方にも常に気をつける芝居を含めた方が良い。
6手目、跳ね上げ。絡みは跳ね上げられた後、刀を上に振り上げたまま待っているが、待たずに芝居を続けよう。
9手目、牽制。絡みは牽制に反応してあげよう。
10手目、擦り流し。刀の位置が危ない。芯は刀が跳ね返って顔に当たらないように刀を通す位置を考えよう。
12手目、納刀。絡みは二人とも右に倒れるのだから、あえて後ろを向き納刀せずとも、斬った向きのままでよい。「取って付けた納刀です!」と言わんばかりだ。これでは残心にもならない。「刀を納めるまで、緊張を緩ませない」とテロップが入るが、緊張は緩んでます。
後ろを向いて納刀したいなら斬った流れで後ろを向く方が立ち回りの流れとして自然だ。
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