独断分析 vol.30
動画その42
https://twitter.com/endotakuma17/status/1153254523210620931
分類:殺陣
twitterでよく見るハッシュタグ「5手で殺陣」で動画を物色。
個人的には嫌いでない立ち回りだ。
1手目の袈裟。このときの芯の目線が気にかかる。刀を通すラインを見ているのか、絡みの頭上を見ているように見受けられる。芯から斬りかかって行くのだから、絡みを見て斬りかかるべきだ。
2手目の横面。絡みの受けが悪い。かかった来た方向に対して垂直に刀身を立てるべきだ。
3手目の胴斬り。絡みは何をしているのだろう。受けから捌かれたわけでもないから刀を受けたまま止めているのだろう。殺そうと思うならば、もう一度斬りかかろうとすべきではないか。
4手目の突き、絡みが間合いを詰め過ぎ。ここは絡みが斬りかかろうとする間合いに芯が詰め寄り刺すべきだ。しかも絡みは、刀を振りかぶりから、斬りかかった途中で刀を止めている。殺そうとしているなら、空振りしようと振り下ろさないだろうか。
5手目の胴斬り。絡みが斬られに行ってる。最後まで斬ろうとすべきだ。
今回の動画は、絡みの動きが悪い部分が大きい。たかが5手のたかが絡みと思っていては成長は無い。
動画その43
https://twitter.com/akira_believe/status/1234763000541638656
分類:殺陣
お遊びなので、真剣に語らないが、殺陣を見たときに違和感を感じる事が大切だ。
この動画はお遊びだが、分かりやすいので載せてみた。
違和感は4手目だ。
芯が屈んでいるのに、上を斬る事に違和感を感じてほしい。
この場合、成立させるなら、逆袈裟を画面左に避ける。と成立する。
この違和感を様々な殺陣を見て感じるようになる事も、表現者としては重要だ。
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