独断分析 vol.20

動画その28
https://twitter.com/KkMatsuda/status/1232185254594543622


分類:殺陣
UP主さんは剣舞振付とある。剣舞とやらは具体的に分からないが殺陣のパフォーマンス団体のようだ。殺陣には精通しているのだろうと判断して見ていこう。UP主さんは右側だ。

まずは左側の方の構え。単純に格好悪い。後ろ足重心かつ猫背。まずは姿勢を直すべきだ。姿勢は殺陣のみならず、時代劇の所作においてとても重要だ。時代劇に出たいならば、自身の姿勢を正す事は基本と考えよう。

1手目の弾きからの2手目の逆袈裟の避け。この時にお互いの足があらぬ方向(手前と奥)に出ているので、次の手が窮屈になる。この時、お互いが離合して抜けきるべきだ。

3手目の十字受け。UP主さんが刀を振っているのか、受けているのか不明。2手目の足運びに引きずられている。

4手目飛ばしからの5手目お互い真向。お互い振りかぶり過ぎ。
飛ばした隙を狙う。飛ばされたが、素早く反応する。の駆け引きが見えない。ただタイミングを合わせようとしただけだ。

6手目の首の掻っ払いと足払い。UP主さんがさがってしまっている為に、足払いの意味がなくなる。そして頭の位置より随分と上を刀が通っている。これだけ屈んでいれば、首の位置に刀を通せるのではないか。しかし、ここまで屈んでは、あまり見映えが良いとも言えない。

7手目の真向から抑え込み。カメラ側を意識してるのだろう。この受けは殺陣の嘘として良い。

8手目の跳ね上げから11手目の突き。足のバタつきは目立つがまあよい。

12手目の真向で離合。もう少しお互いがギリギリを攻める・お互いを見ると、なお良い。

13手目、お互い払いで間。払う時にもう少しお互いの距離が近いと緊迫感が増す。

最初の構えが格好悪いのが、この立ち回りを見る人のモチベーションを一気に下げる。最初は重要だ。


ゆっくり丁寧に、一手ずつ確認し直す事をお勧めする。

殺陣についてアレコレ吐き出す