今後

私が感じたグレーゾーンは、「殺陣」という言葉が、戦うイメージを伝えるには、打って付けの言葉として、本来の意味より大きな括りの言葉として世間に広がってしまったという結論であろうか。

個人で喚いてもどうしようもない事は、最初から薄々自覚しながら、当ブログを始めたわけだが、これでブログ終了!というのも歯切れが悪い。

そこで、今後はネットにUPされている動画を、当ブログで「独断と偏見」でもって語っていけば、私の考えが、より明確に主張できるのではないか。そうすれば、当ブログで命名した固有名詞たちも、活躍の場が持てるのではないか。

そんな流れで、ブログを継続していこうと思う。

現時点で想定できるのは、殺陣の演技面でのUP主と私の相違だ。

どういった意味合いで「その殺陣」になったか。この考えまで合致すれば、それは間違いなく殺陣と言える。しかし、UPされている動画は、稽古・練習の動画が大部分を占める。となれば、演技面より技術面からの観点で「独断と偏見」を履行する他ない。
のどみち、演技面は演者の自由であるし、それこそ演者からすれば「余計なお世話」だ。私自身も余計な事をするつもりは毛頭ない。殺陣を殺陣として魅せてほしい。これに尽きる。
しかし、殺陣の動きが演技面とリークする事は当たり前であるので、結局は私の独断と偏見を最優先にしていく。

残る懸念材料は私の主張が殺陣を行っている企業や団体、演者個人を否定していると思われる事だが、そのような事は微塵もない。私自身の殺陣に対する思いを撒き散らす場だという事が大前提だ。

しかしもし、当ブログにたどり着いた方が、この独断と偏見に、ほんの少しでも首肯する部分があったのなら、より質の高い殺陣にするための種にしていただくと、私の主張も花ひらく事となるだろう。